ナベシャツ基本知識

●ナベシャツの種類

2010年時点(※)で販売されているナベシャツは、使用生地の特性で分類すると以下のようなタイプがあります。

■非伸縮性生地使用
主に綿素材でできており、生地自体の伸び縮みは無いタイプのナベシャツです。
伸縮性が無いので、伸びきることが無く、耐久性に優れ、綿による優れた吸汗性で肌触りは快適ですが、伸縮しないために苦しさは大きめです。
生地が伸び縮みしないため、ファスナーやホック等がついており、それによって着脱を可能にしています。
着用時の締め付け感はけっこう強く出るタイプになります。
一番初めに販売されたナベシャツはこのタイプです。

■伸縮性生地使用
パワーネットやライクラといった、伸縮性のある生地を使用して作られているナベシャツです。
使用する生地により、目が粗いメッシュ状のものと、目の細かい水着のようなものがあります。
これらの生地の特徴は、生地内部にゴムのように縮む役割をする素材を使用していることにより、体のラインに合わせて柔軟に伸び縮みすることです。
これによって、強く締め付けた際の苦しさを緩和することができます。
吸汗性は少ないものの、通気性に優れるため、着用時に涼しさを感じることができます。
よく伸びるので、よほど小さいサイズを着用する場合を除けば、ファスナー等がついていなくても着脱はできます。
但し、縮む性質を持つため、体に食い込みやすく、肌が生地で擦れて痛みの原因となる場合があることと、全体をこれらの生地を使用して作られたナベシャツは、腹部なども強く締め付ける傾向にあり、生地のまくれが問題になる場合があります。
また、より胸をつぶすにはかなり小さめのサイズを着用するか、2枚重ねなどで対処する必要が出やすいタイプです。
ほとんどがタンクトップ型をしており、ファスナー等がついていないので、着用時の違和感は少なめです。

■上記の生地を両方使用
上記の2つは1つの生地のみを使用して製作しているナベシャツですが、それぞれの欠点を補うために、様々な生地の組み合わせでできているナベシャツも存在します。
フラットリバイスのマスキュリンシリーズもこれにあたります。
生地の組み合わせ方や縫製方法などは、各社様々な考えや方法でできているのが特徴です。
マスキュリンシリーズのように胸を平らにする効果を増しながら、着心地を良くするために作られた構造もあれば、既存の技術の上に、見た目を良くするのみの考えで綿ニット生地等を使用する方法など、様々です。

●最後に(店長阿部より)
ナベシャツで一番重要なことは、まず胸がきれいにつぶれるということだと、当店では考えておりますが、どのタイプもある意味で一長一短があります。
お客様がナベシャツに求める性能は、胸がつぶれることなのか、着心地が良いことなのか、また見た目が一番なのかによってどういうタイプが一番かが変わってきます。
ナベシャツは各社共に様々な考えで、今後も改良が続けられるであろう発展中の商品ではあります。
全てを買って試せるほど、価格の安い商品でもありませんが、インターネットでの通販がこの分野では多いため、どの販売サイトにも、商品に対する考え方が記載されており、ほとんどがその考え方通りの商品であると、現時点で私は思います。
ですので、それぞれの特性等を考慮しながら、お客様には失敗しないナベシャツ選びをして頂ければと考えております。
もちろん当店のナベシャツがお客様にとって一番であって欲しいと思い開発・改良をしております。
ですので、こういったナベシャツが欲しいとか、もっとこうして欲しいなど、どのようなご意見でも結構ですので、お伝え頂ければ幸いです。

▼ご意見はこちらまで
メール:info@flatrevise.jp


※フラットリバイス調べ

■前に戻る
■ナベシャツ注文

1.特設サイトホーム
2.マスキュリン購入サイト
3.運営会社について